『とっておき、スローライフ、フツーライフ。』
今回は、最高の癒し系漫画「ばらかもん」の
感想・あらすじを書いていきたいと思います!
あらすじ
自身の起こした事件をきっかけに、日本最西端の島で暮らすことになった
書道家・半田清舟(先生)。元気いっぱいの女の子・琴石なるをはじめとした
島民たちと過ごしていくうちに、半田清舟は自身を見つめ直し書道家として
そして、一人の人間として少しずつ成長していく。
累計400万部を突破する超人気作品!
ばらかもんは「ガンガンONLINE」というインターネット媒体の雑誌に掲載されています。
マイナーな掲載先であるにも関わらず、その人気は非常に高いモノでした。
そして、口コミ・インターネット経由でその人気はさらに上がっていきました。
アニメ化により人気大爆発!
そして、順調に人気を上げていたばらかもんですから、当然アニメ化されることに。
このアニメの出来が非常に良かったので、ばらかもんの人気は一気に爆発することになりました。
結果として、原作の売り上げも大きくアップすることになりました。
内容的に一般層にも受け入れられやすいモノだったのも、人気爆発の要因の一つでしょう。
半田清舟(先生)の成長ストーリー
さて、肝心のばらかもんの内容がどういうモノかというと、端的に言ってしまえば
半田清舟(先生)の成長ストーリーです。先生は、なるをはじめとした島民たちとの
触れ合いを通じて、自分の足りないモノや間違っていた部分に気付いていきます。
そして、書道家として、一人の人間として少しずつ成長していくのです。
よつばと!と似てる?
ばらかもんに関して、よく言われるのが「よつばと!」と似てるということです。
しかし、僕の個人的な意見を言わせて頂くとその答えは明確にNOです。
確かに、小さな女の子に周りの人間が振り回される、
日常を描いているなど似ている部分はあります。
ですが、「ばらかもん」と「よつばと!」では根源的なテーマが異なります。
「よつばと」は、よつばとそれを見守る大人たちの日常を丁寧に描くというのが
メインテーマだと僕は思っています。
対して「ばらかもん」は、なるをはじめとする島民たちとの触れ合いによって
先生が成長していく。つまり、先生の成長がメインテーマなのです。
ですから、「よつばと!」と「ばらかもん」では、
作者の描きたいテーマがまったく違うと僕は思っています。
これが、僕が「よつばと!」と「ばらかもん」は似てないという理由です。
心揺さぶられる漫画
ばらかもんの話は心が揺さぶられるものが多いです。
心の琴線に触れるような話や癒されるような話が多いんです。
何と言うか、読んでいて清々しくスッキリするんですよね。
作中で、先生が成長していくのに合わせて、読者も成長できる漫画です。
今の自分の状況に疲れてしまっている、
そんなあなたにこそ読んで欲しい漫画です。