『ふわり&ハジケの新感覚ギャグ』
今回は、「最強ジャンプ」にて連載されていた
「ふわり!どんぱっち」の感想・あらすじを
書いていこうと思います!
目次
あらすじ
少女ビュティは、小さい頃からある生物と同居している。
その生物とは...首領パッチ!!
首領パッチのハジケっぷりに、ビュティは今日も振り回される!
内容
『ふわり!どんぱっち』は、基本的には首領パッチのハジケっぷりに
周囲の人々が振り回されるという構成です。
ただ、初期はギャグ色が強かったのですが、巻を追うごとに
『よつばと!』のような日常系漫画の色が強くなっていきます。
オーソドックスな日常系漫画に首領パッチという異質な存在を
組み込むこまれているといった感じです。また、このことにより
他の日常系漫画との差別化を図っています。
『ボボボーボ・ボーボボ』のスピンオフ漫画
ここまで、内容について説明してきましたが、
あなたもある事に気が付いていることと思います。
そう、『ふわり!どんぱっち』は週刊少年ジャンプで
異彩を放っていた『ボボボーボ・ボーボボ』のスピンオフ漫画なのです!
首領パッチを主人公に
そして、その『ボーボボ』の主要キャラクターであった首領パッチを
主人公にしたのが『ふわり!どんぱっち』なのです!
『ボーボボ』を知っている人には衝撃
この漫画は『ボボボーボ・ボーボボ』を知っている方が読むと
衝撃を受けると思います。あの、ひたすらにギャグを連発していた
首領パッチが日常系漫画の主人公になっているのですから。
あの変態的なギャグマンガ『ボーボボ』の主要キャラクターが
日常系漫画の主人公になっているのですから、ビックリしますよね。
よつばと!と似ていると話題に
『ふわり!どんぱっち』はあなたもご存知かもしれませんが、
あの日常系漫画の最高峰『よつばと!』に似ていると、
2ちゃんねるなどで話題になりました。
これが本当かどうかと言われれば、その通りです。
『ふわり!どんぱっち』を読めば、
かなり『よつばと!』の影響を受けているのが分かります。
首領パッチの日常を丁寧に描いている。背景にこだわっている。
それに加えて、作画もかなり『よつばと!』を意識しているのが分かります。
ですから、『ふわり!どんぱっち』は
『よつばと!』のフォロワー漫画といえますね。
なぜ、『よつばと!』を意識しているのか?
では、なぜ
『ふわり!どんぱっち』は『よつばと!』を意識して
作られているのでしょうか?
作者である澤井啓夫先生は、あなたもご存知の通り
強烈なギャグマンガ『ボボボーボ・ボーボボ』で
一時代を築きました。
ですが、その後は鳴かず飛ばずの状況でした。
ですので、澤井先生はギャグから脱却したかったのかなと思います。
また、漫画家としての幅を広げるためにも日常系漫画にチャレンジした
のではないかと思われます。あくまで、僕の推測ですが。
まとめ
『ふわり!どんぱっち』は『ボボボーボ・ボーボボ』が好きだった人は、
馴染めないかもしれませんが、日常系漫画が好きな方は楽しめますよ!